病気が見つかると怖いし、どんな検査をするのか不安…。どこか億劫になってしまう健診ですが、自分のため、家族のためにも年に1度は受診するようにしましょう。ここでは基本的な検査についてご紹介します。
医師が状況を見るために質問したり、聴診器を当てて心臓や肺の音を確認します。
ご自身の体調で不安があれば相談することもできます。
身長・体重を測定します。腹囲はおへその高さでお腹の周囲の大きさを測ります。
体重と身長からBMIを計算し、肥満度を測ることができます。
視力検査は裸眼だけではなく、眼鏡やコンタクトレンズを使用した状態でも検査可能です。
眼圧は眼圧計で測定、眼底はカメラで撮影し、眼科や内科の病気の診断に使います。
オージオメーターを用いて検査し、ヘッドホンから音が聞こえたらボタンを押します。
聴力の基準値は1000Hzで30db以下、4000Hzで40db以下で聴こえたら異常なしです。
心臓の高さで測ります。血圧とは、血液の圧力によって血管壁が押される力の事で心臓から送り出される血液の量と血管の硬さによって決まります。
採取した血液の成分や状態を調べることで、血液や血管だけでなく、全身の組織や臓器の状態がわかり、様々な体の異常を知ることができます。
息を吸ったり吐いたりして肺の大きさや息を吐く勢い、空気を吐き出す能力などを調べます。
心臓の筋肉が収縮する時の電気信号を記録します。脈拍数とともに不整脈や心肥大、心筋梗塞、狭心症などの心臓病を診断します。
腹部に超音波検査のプローブ(探触子)を当てながら、反射してくる超音波を捉えてお腹の内部を検査します。刺激はないので、痛みや熱、音などは感じません。
肺、心臓血管、骨格や筋肉などの変化や病気を知ることができます。
できるだけ大きく息を吸い込んで撮影します。
胃部X線検査では、造影剤(バリウム)と発泡剤を飲んで検査します。
食道や胃など上部消化管の内面をX線で撮影します。