2025年11月27日、【令和7年度 糖尿病性腎症重症化予防のためのスキルアップセミナー】が開催されました。
本セミナーは、質の高い糖尿病性腎症重症化予防の保健指導を実施するため、市町村職員で糖尿病性腎症重症化予防に従事する方(保健指導実施者)を対象に、
保健指導対象者への効果的な保健指導や受診勧奨を実施するためのスキル習得を目指すことを目的としており、県内の自治体19団体より参加がありました。
今回、産業保健部 部長 遠藤 恵子が「労働衛生機関における特定保健指導の実際」と題し、特定保健指導の概要および、淳風会での取り組みについて講演をさせていただきました。
淳風会では、特定保健指導を2008年から開始しており、2024年度は年間8,441名を実施しております。
受診日当日の面接実施や継続支援は、クラウドサービスを使用したシステムを導入し、受診者様の利便性向上と業務効率化につなげています。
また、食事や運動に関する行動計画リストを作成し、受診者様ご自身が目標を設定しやすくする工夫や案内時にお見せするチラシの見せ方など、弊会なりのノウハウをご紹介させていただきました。
特定保健指導実施機関である私たちの使命は「実施人数を増やし、成果を出すこと」であると考えております。
これからもスタッフ一同、地域の皆様の健康づくり尽力してまいる所存です。

