台湾高雄市に講演に行ってまいりました。

台湾では大き目の病院には労働衛生科が設置され、仕事でけがや病気になった労働者の治療やリハビリテーションを行っています。このたび、台湾の高雄栄民総合病院労働衛生科が主催した「職業性疾病の診断と治療およびアジア太平洋地域における職場のメンタルヘルスに関する国際シンポジウム」(2025年4月11日)に招かれ、講演をしてきました。会場には高雄市周辺の企業から産業医や産業保健師、心理師が集まり、熱心に講演を聞いてくださいました。岡山から台湾高雄市には週3便の直行便がでており、3時間のフライトで到着することができとても便利です。今回は土日を利用して、台湾の最南端「墾丁」(けんちん)の岬まで足を延ばしてきました。とてもきれいな海岸線に白い灯台がそびえており、海の向こうはフィリピンです。台湾の一番南まで来たかと思うと、感慨深いものがありました。やはり「一番」な場所を目指すことには意味がありますね。淳風会を日本で「一番」な場所にできるように、職員の皆とともにがんばりたいと思います。

 

一般財団法人淳風会

代表理事理事長 川上憲人

台湾高雄栄民総合病院労働衛生科が主催した「職業性疾病の診断と治療およびアジア太平洋地域における職場のメンタルヘルスに関する国際シンポジウム」の様子。

(参加者から写真のブログ使用許可済み)

台湾最南端(墾丁)の海岸線と夕日

台湾最南端(墾丁)の灯台

淳風会の桜は今年も満開です!!

4月14日(月)

そろそろお花見のピークも終わり、葉桜に変わる頃ですが、日本の四季の中で春と言えば桜というほどに、美しい花を皆が楽しみにしていると思います。

実は、淳風会にも満開の桜が今年も咲きました。

 

淳風会では、昨年から「サンクスイベント」と題しまして、職員間で日頃の感謝の気持ちを伝えあうというイベントを開催しております。

感謝の気持ちって、思っていても言葉に出すのは恥ずかしいなんてことありますよね。それでも、誰かにお礼を伝えることができるのは、とっても嬉しいものです!!

春の訪れとともに、美しい桜が咲いてポカポカ日よりが続いておりますが、このありがとうの桜の開花で、心もポカポカでした。

来年も満開の桜を期待しています

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健診システムトラブルを想定した訓練を実施

4月10日

3月26日、健康管理センター岡山で健診システムトラブルを想定したシミュレーションを行いました。現在、センター岡山や倉敷では、診察や検査の待ち状況・順番などをシステムで管理しており、できるだけ待ち時間が短縮されるよう各検査担当スタッフが、配慮して次の検査へ案内を行っています。

今回は、このシステムが使用できなくなった場合を想定し、名前や検査項目を印刷した用紙を使用して健診を実施しました。対応方法としては、受診者の方の個人情報や、受診項目、問診情報等最低限の必要な情報が記載された受診票を打ち出し、その用紙を各検査にかごを準備し、受診票とともに受診者の方に各検査を回って頂くという運用です。スタッフ側として、普段はシステム内で確認をしている、病歴や注意事項等の確認箇所が変わり見落としやすくなることを実感しました。さらに、体調が悪い方や聴力障碍がある等、特別に配慮が必要な受診者様の情報をスタッフ間で共有することが難しく、より一層の配慮と工夫が必要だと感じました。
参加したスタッフからも、「病歴やアレルギー、検査内容、案内する順番を確認する重要性を再認識できた。」「待機人数が把握しづらく、受診者同士で案内されている検査が重なってしまう。」といった意見が寄せられました。

システムトラブルを回避することが最も重要ですが、万が一の事態にもスムーズに健診を受けていただけるよう、スタッフ間で対応方法を再確認することができました。今回のシミュレーションを通じて課題や問題点が明らかになり、今後とも運用方法を改善していく所存です。これからもシステムや運用の改善に努め、受診者の皆様により良いサービスを提供できるよう取り組んでまいります。

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この1年を最高の1年に

新年度(令和7年度)を迎えました。街のあちこちに桜が咲き誇り、美しい季節です。弊会にも26名の新入職員(正職員登用を含む)が着任し、新しい風を吹き込んでくれています。弊会にとってこの1年は、大きな変革の年になります。その思いを、山陽新聞の2025トップインタビュー(山陽新聞2025年4月1日号)に書かせていただきました。大安寺クリニックの新設はもちろんのこと、大供、倉敷を合わせた3つの健康管理センターがそれぞれの役割・機能を大きく発展させ、新しい淳風会の事業の形が整う1年になります。一方で、人事制度や給与・賞与制度を改訂し、健康経営も一層推進し、職員が健康で、より高いモチベーションをもって働ける環境をつくってまいります。「お客様を元気に。職員も元気に。」変化する社会に、高い専門性に基づくサービスを、真心ともにBeside Youの精神の下に提供してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

一般財団法人淳風会
代表理事理事長 川上憲人


2025トップインタビュー掲載記事(山陽新聞2025年4月1日号、転載許可ずみ)

日本人間ドック健診協会 第11回施設見学会を開催しました

2025年3月21日

日本人間ドック健診協会 第11回施設見学会が開催され、加盟する団体・施設の皆様に淳風会健康管理センターをご覧いただきました。
30施設44名、協会関係者含めると最終参加者数は51名となりましたが、アテンド課を中心に各部署スタッフが協力し、無事終了いたしました。
素晴らしい見学会になり、見学にこられた皆様も大満足でお帰りになられました。
日本人間ドック健診協会様からの開催報告でも非常に高い評価をいただきました。
以下、ホームページより抜粋させていただきます。
https://www.kenshin.gr.jp/events/2490/#tab01-02

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この度の淳風会健康管理センター見学会は、「日本一」と称される健診施設の卓越した運営システムと情熱あふれるサービスを目の当たりにする貴重な機会となりました。
参加者からは「スタッフの皆さんの見事な一体感に心から感動した」「アテンド課のチームワークはまさに模範的で、すべての職員から仕事への熱意が伝わってきた」など、絶賛の声が相次ぎました。
アンケート結果も全参加者が「満足」以上と答える圧倒的な高評価でした。
淳風会様からも「今後も受診者様の命の喜びを感じていただける淳風会を目指して努力する所存です」という心強いメッセージをいただき、施設と参加者双方にとって実り多い交流の場となりました。
綿密な事前準備から当日の丁寧な対応まで、一貫して高品質なおもてなしをいただいた淳風会の職員の皆様には心より感謝申し上げます。
今回の見学で得られた知見は、各施設が自らのサービス向上に活かせる貴重な財産となりました。
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私たちは今後も「日本一」の健診施設であり続けられるよう、さらなる施設の充実とサービスの向上に努めてまいります。

弊会の健康経営の取り組みが「健康経営AWARD2025」で表彰されました!

 この度、一般財団法人淳風会は、経済産業省・日本経済新聞社が運営する健康経営優良法人認定制度において「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」に認定されました。今回の認定で2017年より9年連続の認定となります。2025年3月12日(水)に開催された「健康経営AWARD」(授賞式)で健康経営担当の稲岡理事が認定証を授与されるとともに、その後のパネルディスカッションにも登壇しました。健康経営に長年取り組んできた努力が、全国レベルで評価されたことを関係者一同心から喜んでいます。また弊会が事務局となった「岡山 健康経営を考える会」により、企業同士の学び合いの場を作っていることも高く評価されており、オール岡山での努力の成果でもあるとうれしく思っています。
 これを機に、弊会は健康経営の取り組みを一歩上のステージにと移行する計画です。その成果を活かし、お客様に向けて本当のBeside Youを実現できるよう努力してまいります。

一般財団法人 淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

注:健康経営優良法人認定制度とは、経済産業省および日本経済新聞社が運営する、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。


健康経営AWARD2025における認定証授与の様子


パネルディスカッションにおける稲岡理事の講演の様子。


パネルディスカッションの講演では「岡山 健康経営を考える会」の紹介をいたしました。

健康管理センターの問診室と内視鏡室が新しくなりました!

3月28日(金)

寒かった冬が過ぎ、桜や桃の花が咲く季節になりました。
淳風会では2024年度も多くの受診者様に来院して頂きました。
さて健康管理センターでは、3月に問診・内視鏡エリアの改装工事を行いました。問診室や内視鏡室をきれいに作り替え、今まで4室あった内視鏡室を5室に増設しています。2024年度も多くの受診者様に胃内視鏡検査を受けていただきましたが、2025年度はよりたくさんの受診者様が検査を受けられるようになります。
がんの罹患率の中で胃がんは毎年上位になり、日本では毎年多くの方が亡くなっています。早期に発見された場合、5年生存率は9割を超え、進行したがんでは1割をきってしまいます。淳風会には日本消化器内視鏡学会の認定する専門医の資格を持った医師がおり、経験豊富な医師と看護師が検査を行います。また最新の検査機器を導入することで受診様の苦痛の緩和に努めています。内視鏡検査で早期発見につなげましょう。
2025年度、淳風会で胃がん検査を受けてみませんか。

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メンタルサポートセンターのご紹介

3月12日(水)

 淳風会メンタルサポートセンターは、2004年6月に開設され、昨年20周年を迎えました。事業場のニーズに応じて、メンタル不調者への対応や予防に関わるサービスから、健康経営を目指した個人と組織のいきいきを高めるポジティブメンタルヘルスに関わるサービスまで、幅広く提供しています。
 中心的なサービスのひとつに、ご契約先の従業員の方へのカウンセリングがあります。カウンセリングでは、臨床心理士や公認心理師などの『こころの専門家』が、心理学の知識や諸技法を生かして専門的な援助を行います。必要に応じて適切な専門機関をご紹介したり、職場と連携することで、相談者の悩みや不調の早期改善をサポートしています。
 これまでメンタルサポートセンターでは、対面やEメールでカウンセリングの対応を行ってきましたが、コロナ禍以降の社会的なニーズの高まりを受けて、今後はオンラインツールを使用したカウンセリングサービスを提供する予定としています。オンラインでも安心して相談していただけるよう、相談のシステム構築やスタッフのスキルアップに取り組んでいます。
 日本では、まだまだハードルが高いと感じられがちなカウンセリングですが、話をすることで自分の状況が整理でき、心が少し軽くなるかもしれません。『ちょっと話を聴いてもらいたい』と思ったときの選択肢に、ぜひカウンセリングを加えていただければと思います。

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瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加しました!

瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加しました!

3月9日(日)快晴、瀬戸内ツーデーマーチに13名の職員が参加しました。
朝は0度近くの気温で寒く、ダウンジャケットや重ね着で着込んでいたものの、日中は13度まであがり、歩くと汗ばむ陽気でした。
淳風会として参加をするのは3回目です。
参加者が付けるゼッケンには、居住地や参加コース、参加回数を記入できるようになっていて、「ツーデーマーチだから、2日間参加をすることが醍醐味」と、毎年参加をされている県外の高齢男性よりお話を伺い、周りの参加者との会話のきっかけにもなりました。県内外、老若男女、またペットの参加もあり、今年は2日間で7,484名の参加者と、盛大なイベントでした。
倉敷川沿いの河津桜、昨年一昨年は満開でしたが今年はあいにくの蕾。ですが、その蕾はパンパンに膨らんでいて、開花目前です。春の訪れもあと一歩、そんな季節の変化を感じるひと時となりました。
全員10km完歩しました!日頃の運動不足解消、リフレッシュになりました!来年も多くの職員と参加したいと思います。

第5回保健事業報告懇談会を開催しました

 2月20日(木)に、弊会の第5回保健事業報告懇談会をホテルグランヴィア岡山で開催しました。コロナ禍後の再開2回目となった今回は、企業等174団体から合計287名の方にご出席いただき、大変な盛会となりました。深く御礼申し上げます。
 代表理事 理事長の川上からは、行政等の最新の動向および本年12月の新拠点「大安寺クリニック」の開設予定を中心に、変化する社会に対応してサービスを常に変革・探求し、またこれを高い専門性と技術に基づいて真心ともに提供することが弊会のサービスの価値と考えていることをお伝しました。春間 賢医療セクター長には、予防医療の技術的進歩と弊会の取り組みについて紹介いただきました。また関心が高まっている若手社員のメンタルヘルス対策について、旭化成株式会社 中村 武博産業医とともに、弊会メンタルサポートセンター峰山 幸子センター長が対応のポイントや実際の取り組みについて講演しました。
 本会を通じ、多くのご意見や感想をいただきました。これらを参考に、お客様に向けて本当のBeside Youを実現し、よりお役に立つサービスを提供できるように努力してまいります。

一般財団法人 淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人


第5回保健事業報告懇談会(2025年2月20日、ホテルグランヴィア岡山)での代表理事 理事長 挨拶


弊会健康管理センター春間 賢 医療セクター長の講演の様子


峰山 幸子メンタルサポートセンター長による若手社員のメンタルヘルス対策の講演の様子