一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」が設立されました

このたび、「心の健康」投資拡大に向け、心の健康サービス事業者が会員となった全国組織、一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」が設立されました(https://mwi.or.jp)。一般財団法人淳風会健康管理センターもこの団体に参加しております。このたび川上が初代代表理事に就任しました。
経済産業省は、健康経営を推進する企業においてメンタルヘルスに関する課題認識が最も高いことから、2023年に産官学による「職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会」を立ち上げました。研究会からは、『サービスの創出と活用に向けた提言 』や雇用主に向けた『「心の健康」投資・実践ガイド』などが作成されました。一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」の設立は、この流れを受けたものです。
この団体では、産官学のステークホルダーが協力して、職域での「心の健康」投資という考え方を普及し、企業の課題にあったサービスを選択できるウェブツール「ウェルココ」(本年10月公開予定)を運営することで、仕事の生産性やワーク・エンゲイジメントの向上、そして組織のパフォーマンス向上を支援することを目指します。企業の皆様におかれましては、この団体およびサービスを選択ツール「ウェルココ」を活用いただき、健康経営におけるメンタルヘルス対策を推進いただければ幸いです。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」概要
ウェブサイト: https://mwi.or.jp/
会員:
• 一般会員 63団体
• 賛助会員 4団体
会員一覧はこちらを参照ください。https://mwi.or.jp/membership/
代表理事:
• 川上 憲人(一般財団法人淳風会 代表理事 理事長 / 東京大学名誉教授)
理事:
• 飯野 航平(株式会社MentaRest 代表取締役 CEO)
• 榎本 正己(株式会社ジャパンEAPシステムズ 代表取締役社長)
• 荻原 英人(ピースマインド株式会社 代表取締役社長)
• 住田 健介(株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 取締役 メンタリティマネジメント事業部門担当 上席執行役員)
• 野本 有香(株式会社JMDC プロダクトビジネス本部 事業推進部 部長)
• 前田 一寿(一般社団法人日本EAP協会 理事長)
• 箕浦 慶(Upmind株式会社 代表取締役社長)
• 結木 啓太(株式会社ラフール 代表取締役社長)
監事:
• 新村 達也(株式会社パソナセーフティネット 代表取締役社長)
• 玉井 仁(東京メンタルヘルス株式会社 取締役 カウンセリングセンター長 相談事業担当)

「岡山たいようプロジェクト」シンポジウムに参加

2025年7月28日(月)

さん太ホール(岡山市)で開催された「岡山たいようプロジェクト」のシンポジウムに参加してきました。

「岡山たいようプロジェクト」とは、山陽新聞社・岡山県・岡山大学が連携し、県外への人口流出を抑止するため、働きたい&暮らしたい岡山をつくることを目的として始動したプロジェクトです。

今回のシンポジウムでは「女性、若者に選ばれる岡山になるために~多様性で組織を動かす~」と題して
SDGパートナーズの田瀬和夫氏、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの及川美紀氏による基調講演、またCキューブ・コンサルティング西原立氏を進行役として、伊原木県知事、行雲の犬養拓氏、田瀬氏、及川氏による座談会が行われました。

今回のシンポジウムを通して、無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)が様々な機会を妨げており、各人がそれを認識する必要があること、女性が働きやすい環境にするためには、男性の育児休業取得を推進し女性が稼げる環境に整える必要があること、地域環境だけではなく職場環境も含め、自分らしく生きることができれば人口流出も妨げられるといったお話があり、日頃の生活では気が付けない気づきがたくさんありました。

多様性とは、「女性を優遇する」ではなく、
「男性も女性も等しく成長や活躍の機会を持てるようにすること」という視点が特に印象的でした。

また、年齢や性別、部署にかかわらず、様々な方と「対話」を重ねることで、会社の価値観や規範が整い時代に合ってくるというお話しに感銘を受けました。

一人ひとりの働く環境を整え、淳風会が選ばれる企業になるよう努めて参ります。


懇親会会場にて及川美紀氏と共に

EXPO2025(大阪・関西万博)でゲーミフィケーションについて講演しました

2025年7月21日(月曜日、祝日)に、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場で開催されたイベント「ゲーミフィケーション:未来の展望」(Gamification: Future Prospects)に参加してきました。このイベントはサウジアラビア王国の提案で開催されたものです。サウジアラビア王国は現在、ゲーム産業(オンラインゲームを含む)を国として育成しており、数年後には国際オリンピック委員会主催のeスポーツ・オリンピックも開催される予定とのことです。

イベントではサウジアラビア王国の企業および財団、日本のソフトバンクからも講演があり、およそ50人の参加者とともに、教育(生涯教育を含む)へのゲームおよびAIの応用について意見交換がなされました。川上は、メンタルヘルス教育を例にとり、AIとゲーミフィケーションの融合が人間の心理に与える影響について英語で講演し、パネルディスカッションに参加しました。主催者および参加者から大変参考になる (inspiring) 発表・発言だったと評価をいただきました。

当日はどのパビリオンも長蛇の列で、サウジアラビア館以外を見学することはできませんでした。川上はファーストガンダム世代ですので、ガンダム館の前で写真を撮って帰ってきました。

今回、ゲーム産業育成が国策になっている国があることを知りました。弊会職員にもオンラインゲーム好きの人はたくさんいます。ゲームを理解し活用できる経営者になりたいものだと思いました。

一般財団法人淳風会
代表理事理事長 川上憲人


イベント「ゲーミフィケーション:未来の展望」での講演の様子


イベント終了後の登壇者と集合写真(ブログ掲載に事務局から許可済み)


イベント終了後、ガンダム館の前で

健康管理センター倉敷 消防訓練を行いました

2025年7月3日

猛暑の中、消防訓練を行いました。
医師や看護師をはじめとした全部署の職員が参加し、建物1階を出火元とした避難訓練と消防設備のナガセ防災テクノ様にご協力いただき屋内消火栓設備の使い方をご指導いただきました。
避難訓練では、半年前の消防訓練時に水島消防署の方よりご指導いただいた『各部屋に取り残されていないかを確認した証とする“黄色の付箋”を職員がドアに貼っていく』ことを実践いたしました。
また、屋内消火栓設備のポンプを実際に稼働させ、放水体験をさせていただきました。その際、「男性は一人でもホースを扱えるけど、女性は二人体制で扱った方がよい」とアドバイスをいただき、交代しながら多くの職員に実践してもらいました。参加者からは「(女性)想像より扱いやすかった」などの感想が出ていました。
屋内消火栓設備は消火器では太刀打ちできない天井まで火柱が上がった際に使用する設備と教えていただきました。
今後も防災訓練を継続し、万が一に備えます。

『暑い暑い夏に向けた熱中症対策』

今年は異例の梅雨明けの速さもあり、気温の高い日が続いています。
そんな中、『熱中症』で搬送されたというようなニュースも耳にする機会が増えているように思います。
淳風会健康管理センター集団健診部では、職場での熱中症対策として、もしもの時にすぐに対応ができるよう、部署ごとに熱中症を疑うようなケースが発生した場合のフローを作成し、全職員へ周知をしています。
その他、健診車に経口補水液と冷却バックを配置し、スタッフへ塩タブレットも配布して熱中症予防に努めています。
熱中症は、初期対応の遅れが命取りですので、このくらいの暑さなら大丈夫、自分は熱中症にならないと過信せず、体調不良の際には早めに報告することも心がけたいものです。
また、日頃の体調管理も大切です。個々での体調管理と共に互いに異変に気付いたら無理をしない・無理をさせないようにして皆で暑い夏を乗越えていきたいと思います。

少しでも興味を持たれた方は「いいね」を押して頂けるとうれしいです!

縁の下の力持ち:企画管理課のご紹介

6月30月(月)

今回のブログは、自称「縁の下の力持ち」ことIT戦略部 企画管理課について紹介させていただきます。
企画管理課は淳風会における情報システムおよび情報インフラに関する保守管理および企画推進を行う部署となります。
豊富な経験と知識を持つ職員、派遣スタッフで受診者の皆様方に安心・安全な医療サービスを提供する使命を胸に日々業務にあたっております。
淳風会における業務改善や受診者の皆様方へ新たな価値を提供させていただくためのDX化推進において要となるデジタル情報を扱う部署ということもあり、年々守備範囲も広く・深くなってきつつありますが、日々新たな情報を収集し、業務を通じて技術を習得することで淳風会の歩みに貢献できるよう努力しております。

スタッフの主な保有資格は以下のとおりで、年齢も性別も多様な構成(少し高齢化が進んでいますが・・・)となっております。
個人情報保護士
基本情報処理技術者
応用情報処理技術者
ネットワークスペシャリスト
上級医療情報技師・医療情報技師

「縁の下の力持ち」を自負する所以としましては、企画管理課スタッフは受診者の皆様方に接する業務はありませんが、淳風会の職員が提供する医療サービスが安定して安全に利用できるよう、日々、情報システムの点検・確認・対策・監視の活動を行い、ちょっとした変化やアラートをいち早く察知することで重大な情報システム障害を未然に防ぐ活動を行っています。
また、淳風会の業務部署から様々な情報システムに関する要望や相談を受け、業務の改善やDX化の推進などを業務部署と共に検討し、実現に向けたシステム構築の実施やサポートを行っております。業務部署の利用する情報システムや課題解決を支える、まさに「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。

今後も受診者の皆様方に安心・安全な医療サービスを提供できるよう課員一同、努めて参ります。
少しでも興味を持たれた方は「いいね」を押して頂けるとうれしいです!

世界禁煙デー2025

淳風会健康管理センターでは、禁煙について広く啓発し考えていただくきっかけにしたいと、淳風会施設内や巡回健診車内に世界禁煙デーポスター掲示を行いました。
ポスターを目にされた受診者様、ご家族や周囲の方の禁煙を願う方もあれば、気まずいと言わんばかりに目をそらす方と様々でしたが、きっと何かを感じてくださっていることでしょう。
今年の世界禁煙デーのテーマは、「受動喫煙のない社会を目指して ~私たちができることをみんなで考えよう~」です。あなたはどんなことができそうですか?
すでにポスター掲示期間は終了しましたが、センター倉敷では、胸部CT特別半額キャンペーンを〜8/31まで行っております。人間ドック、健康診断当日の追加も可能です。
この機会に、あなたとあなたの周りの方の禁煙や肺の健康について、考えてみませんか。

興味を持たれた方は「いいね」を押して頂けるとうれしいです!

●健康管理センター倉敷

●健康管理センター

弊会職員が全国労働衛生団体連合会の令和7年度功績賞、奨励賞を受賞

弊会が会員として所属する全国労働衛生団体連合会(全衛連)は、日々質の高い産業保健の提供のために活動しています。毎年、会員施設において長年にわたり労働衛生関係の業務に精励し顕著な功績が認められ、他の模範となる者に功績賞、奨励賞が贈られます。今年度は、弊会から功績賞を江原久美子(集団健診部 健診課)が、奨励賞を森口 忍(大供クリニック 事務長)、山下庸介(集団健診部環境管理課 課長)が受賞し、6月17日(火)に東京・浅草ビューホテルで開催された定時総会で表彰式が行われました。
弊会を代表して、3名の職員の弊会への貢献に深く御礼を申し上げるとともに、表彰を心から歓びたいと思います。表彰式の後は、理事長・副理事長主催でお祝いの場を設けさせていただき、翌日は1日の休暇をとって東京観光を楽しんでもらいました。弊会の職員がこれに続いて自ら学び成長し、満足のできる働き方(ウェルビーイング)を実現してもらえたらと思います。そのことがお客様の満足と健康な社会づくりにつながると信じています。

一般財団法人淳風会
代表理事理事長 川上憲人

6月4日~10日は 『歯と口の健康週間』です

6月4月(水)

『歯と口の健康週間』今年の標語は「歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり」です。
じめじめとした梅雨に入り、すっきりしない日がつづきますが、お口の中をきれいにすると、気分もなんとなく晴れやかになりますね!

淳風会大供クリニック歯科では、2025年度も6月~12月の期間中、岡山市歯科検診の受診をお受けしております。
○歯周病検診
 岡山市にお住まいの30歳、40歳、50歳の方が対象です。
 問診、歯と歯肉などの状態を検査し、治療の必要があるかどうかを調べます。
○口腔機能健診
 岡山市にお住まいの60歳、70歳、76歳、80歳の方が対象です。
 問診、歯と歯肉などの口腔内検査、滑舌や飲み込みなど舌や嚥下の機能の評価を行います。
○妊婦・パートナー検診
 妊婦さんとそのパートナーが対象です。
 妊娠時や出産後のお口の変化を見逃さず指導・改善につなげます。

今年度から新たにスタートした検診も対象です。
○歯たち(20歳)のチェック&クリーニング
20歳の方が対象。
歯の状態を検査し、専用の機械を使って歯を磨きます。

いずれも岡山市民が対象ですが、それぞれの市町村で色々な取り組みを行っています。
ご自身のお口の状態を知る良いチャンスですので、お住まいの市町村に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

歯科では岡山市の各種検診の他、治療やメンテナンスを行っております。
お口の健康を意識し、快適なお食事が出来るお手伝いが出来ればと日々心がけております。

少しでも興味を持たれた方は「いいね」を押して頂けるとうれしいです!

地域包括ケア病床 始まりました

5月30月(金)

淳風会ロングライフホスピタルでは、「医療療養病床」60床のうち12床を「地域包括ケア病床」へ変更しました。
12床のうち、半数の6床が個室、残りの6床が大部屋(男女各3床ずつ)となっております。
「地域包括ケア病床」は、何らかの原因で一時的に入院が必要な方、すぐにご自宅や施設への退院が難しい方などの在宅復帰に向け、サポート・準備を行うための病床となります。
具体的には、普段はご自宅などで過ごされている方の治療目的での入院、短期間入院して集中的にリハビリを行いたい・急性期病院での治療が終わったがすぐにご自宅へ戻ることが難しい場合などのリハビリ目的の入院、がん緩和ケアや糖尿病教育入院などの予定入院などが対象となります。
入院期間は原則60日以内です。
在宅復帰に向け、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・MSW(医療ソーシャルワーカー)など、様々な職種が協力し、患者様のリハビリやご自宅・施設への退院に向けてのサポートを行います。
スタッフ一同、患者様が笑顔で退院されることを目標に、力を合わせ頑張っています!

今回の記事が「参考になった」「タメになった」という方は、ブログ文末の「いいね!」を押していただけると嬉しいです。