台湾では大き目の病院には労働衛生科が設置され、仕事でけがや病気になった労働者の治療やリハビリテーションを行っています。このたび、台湾の高雄栄民総合病院労働衛生科が主催した「職業性疾病の診断と治療およびアジア太平洋地域における職場のメンタルヘルスに関する国際シンポジウム」(2025年4月11日)に招かれ、講演をしてきました。会場には高雄市周辺の企業から産業医や産業保健師、心理師が集まり、熱心に講演を聞いてくださいました。岡山から台湾高雄市には週3便の直行便がでており、3時間のフライトで到着することができとても便利です。今回は土日を利用して、台湾の最南端「墾丁」(けんちん)の岬まで足を延ばしてきました。とてもきれいな海岸線に白い灯台がそびえており、海の向こうはフィリピンです。台湾の一番南まで来たかと思うと、感慨深いものがありました。やはり「一番」な場所を目指すことには意味がありますね。淳風会を日本で「一番」な場所にできるように、職員の皆とともにがんばりたいと思います。
一般財団法人淳風会
代表理事理事長 川上憲人
台湾高雄栄民総合病院労働衛生科が主催した「職業性疾病の診断と治療およびアジア太平洋地域における職場のメンタルヘルスに関する国際シンポジウム」の様子。
(参加者から写真のブログ使用許可済み)
台湾最南端(墾丁)の海岸線と夕日
台湾最南端(墾丁)の灯台