月別アーカイブ: 2025年5月

ロータリーの友2025年5月号に講演内容が掲載されました

「ロータリー」あるいは「ロータリークラブ」をご存じでしょうか?ロータリーとは、世界中120万人の会員と約36,000の支部(クラブ)を持つ国際的な団体であり、世界平和の推進、病気の根絶、教育の支援など、重要な社会課題に対して奉仕活動や交流を積極的に行っています。ロータリークラブの会員(ロータリアン)には、企業・団体の経営者が多く、私も弊会理事長として岡山ロータリークラブに所属し、経営者としての態度やビジネスを通じた社会貢献のあり方について日々学んでいます。

昨年3月にロータリーの都市間の連携をはかるためのインターシティミーティングで講演をさせていただき、その内容をこのたび、ロータリーの機関紙である「ロータリーの友」に掲載していただきました。大変名誉なことで、ありがたく思っています。講演では、働く人のメンタルヘルスについて触れ、誰もが精神的な問題を持つ人を助ける力があり、特に企業や組織が前向きにこの問題に取り組むことで、企業・組織にも働く人にもメリットがあることを話しました。この記事が多くのロータリアンに読まれ、心の健康を大事にする企業や組織が増えることを願っています。

 

一般財団法人淳風会

代表理事理事長 川上憲人

 

参考:ロータリーウェブサイト(日本語)

https://www.rotary.org/ja/

「ロータリーの友」2025年5月号の表紙(許可を得て掲載)

第98回日本産業衛生学会(仙台)が開催されました

公益社団法人日本産業衛生学会は、国内最大の産業保健専門職の学会です。私たちにとっては継続した学びの場であり、また成果発表の場でもあります。今年は5月14-17日まで仙台で第98回学会が開催され、関係する役職員と参加してまいりました。弊会からは、保健指導課の林千春保健師が口頭発表をした他、メンタルサポートセンター峰山センター長がウェルビーイング経営についてポスター発表をし、多くの来場者の関心を集めていました。私自身は、職場の孤立・孤独に関するシンポジウムに座長として登壇し、200人近くの方とこの問題について議論しました。これからも学会活動を通じて、弊会の活動をレベルアップし、また新しい産業保健の課題に挑戦してまいります。また私ことですが、今回開催された総会をもって、日本産業衛生学会の理事を退任いたしました。今後は監事として、学会の発展に貢献してまいります。

 

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人


第98回日本産業衛生学会(仙台)の学会場(国際センター)


保健指導課林千春保健師による口演発表の様子。満席です。


柴田副理事長、稲岡理事、峰山メンタルサポートセンター長と私。ウェルビーイング経営についてのポスター発表の前で。

肺がんCT検診と肺がんCT認定技師についてご紹介します!

肺がんCT検診は、淳風会では胸部CT検査という名称で取り扱っており、オリジナルドックフルネスなどの、オリジナル人間ドックやオプション検査の追加で受診して頂くことが可能です。胸部X線検査は一枚の画像で肺全体を写しますが、胸部CT検査は体を数ミリ幅で輪切りにした断面像を100枚以上撮影し、胸部X線検査で指摘しきれない小さな病変や骨や心臓などの他の臓器の影に隠れている病変を見つけ出すことができます。
肺がんCT認定技師とは、上記のような検診領域での胸部CT検査において、一定レベル以上の知識、技量、経験があることを認められた診療放射線技師のことを指します。この認定は、NPO法人肺がんCT検診認定機構(肺がんCT検診の適正な普及を目的とし、検査精度を維持向上させる為の取り組みを行っている)が行っており、認定の取得には専門的な内容の認定試験に合格する必要があります。淳風会より、昨年12月に行われた認定試験を3名の診療放射線技師が受講し、3名全員が合格することができました!

今後も受診される皆様へより良い検査を提供できるよう、技術の向上に努めて参ります。

今回の記事が「参考になった」「タメになった」という方は、ブログ文末の「いいね!」を押していただけると嬉しいです。