地震・津波・洪水に備えて【倉敷】

突発的に発生する地震・津波に対しては、特に日頃からの準備が大切です。
今回は健康管理センター倉敷周辺の避難場所・避難所を職員に把握してもらうため
場所と距離・時間を記した地図を作成し、職員用掲示板にて周知させていただくことにしました。
災害発生時、受診者様に適切な避難誘導を全職員ができるよう努めてまいります。

「淳風フェス~連島から健康を支えたい!~」開催しました

淳風会健康管理センター倉敷、2024年4月で倉敷市連島へ移転し5年目を迎えました。地域の皆様へ日ごろの感謝を込めて、「淳風フェス~連島から健康を支えたい!~」というテーマを掲げ、5月25日(土)にイベントを開催しました。健康体験コーナーやスタンプラリー、ハンドマッサージやドライヘッドマッサージ、肌バイタルチェック、マルシェやキッズスペースを設けました。

初めてのイベント開催ということもあり、当日はどのくらいのお客様に来ていただけるだろうか、楽しんでいただける内容を準備できているだろうかと不安でしたが、天候にも恵まれ、早くから多くのお客様にご来場いただき、開催予定時間を早めての開場となりました。健康体験コーナーでは、日ごろの推定野菜摂取量を測定し専門の方から野菜摂取方法についてアドバイスをもらうベジチェック、VRを用いた視線追跡による認知機能チェック、自身の握力を予想してもらい実際測定を行う握力当てクイズ、健診現場で使用している機械による血圧・聴力・視力測定の実施、各検査室の見学、職員による健康相談を体験していただきました。ハンドマッサージやドライヘッドマッサージの癒しコーナーは、女性限定ではありましたが開場後すぐに予定人数に達し、館内は大変賑わいました。来場者の方からは、「職員の方も笑顔で対応してくださり、普段見られない検査室や機械などを見学や体験をすることができたことで、この施設で受診する際安心して受けることができるなと感じました。」とのご意見をいただきました。また、屋外には岡山市から尾道らーめん 燈さん、増田豆富店さんなどマルシェに出店していただき、どのお店も列が絶えることなく、皆様の笑顔が溢れていました。

イベント初心者のため至らぬ点も多々あり、ご迷惑をお掛けした場面もあったかと思いますが、たくさんの方にご来場頂き職員一同大変嬉しく思います。
今回短い時間ではありましたが、館内を巡り職員と関わっていただいたことで、淳風会健康管理センター倉敷の雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。これからもこの地で皆様の健康をお支えできるよう、努めていきたいと思います。

世界禁煙デー

5/31(金)

5月31日は世界禁煙デーです。
世界禁煙デーに併せて厚生労働省が設定された「禁煙週間」が5月31日から6月6日の期間となっています。喫煙や受動喫煙による健康影響の一層の周知啓発が必要であることから、「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」が今年度の禁煙週間のテーマです。
禁煙週間に際して、日本各地で『イエローグリーンライトアップキャンペーン』が予定されています。東京タワー、東京スカイツリーを始め、各都道府県の主要建物がイエローグリーン色にライトアップされます。イエローグリーンは「受動喫煙をしたくない!させたくない!」という意思を表しています。淳風会が位置する岡山県では、5月31日~6月6日までの間、岡山県医師会がライトアップされるようです。ぜひ期間中ご覧になって、たばこの煙との距離のとり方を考えてみてはいかがでしょうか。

淳風会では禁煙週間の取り組みとして、毎年恒例となりますが各施設に禁煙ポスターを掲示しました。

淳風会健康管理センター倉敷の様子

集団健診部の様子

淳風会健康管理センターの様子

淳風会の喫煙率の推移です。2022年度時点での当会喫煙率は職員全体3.2%、男性5.6%、女性2.1%です。厚生労働省の発表した喫煙率は、2022年度時点のデータで男性25.4%、女性7.7%です。それと比較すると、当会の喫煙率はかなり低い割合だといえます。年々減少してきているのは、当会で実施している健康経営の成果といえます。

こうした喫煙率の中、淳風会では「2025年までに職員の喫煙率0%」を目標と掲げています。
5月の職員向け健康教育のテーマは「喫煙について」とし、5月31日の世界禁煙デーに関連して、職員それぞれが喫煙について改めて考える機会を設けました。
淳風会は、「2025年までに職員の喫煙率0%」の目標達成に向けて、社内外にむけた啓発活動を続けてまいります。

台湾の学会に招待され講演してまいりました

 先月(令和6年4月)のことになりますが、台湾の産業保健関連の学会から招待を受け、台中市および高雄市で講演をしてまいりました。
台湾は、日本からの影響もあり、産業保健の盛んな国です。頻度は年齢により異なりますが、定期健康診断も義務化されています。労働災害の制度があり、業務上の病気や怪我について生活費や治療費が支給されます。台湾でも働く人のメンタルヘルスが大きな課題になっています。
 4月19日午後に岡山空港から台北・桃園空港へ飛び、台湾新幹線に乗り換えて台中市に到着。翌朝、台湾産業環境医学会と台湾産業衛生学会とによる合同学会の会場である台中医科大学で働く人のメンタルヘルスについて講演をしました。会場には、台湾の半導体メーカーTSMCの主任産業医もおいでになり、大変ためになったとおほめの言葉をいただきました。
 4月20日には台湾新幹線で南下し、高雄市に移動。翌日は高雄医科大学と高雄市民病院が主催する「2024年職業性傷病に関する会議:台湾と日本の職場のメンタルヘルスの予防、診断、治療、リハビリテーションに着目して」で2つの講演をしました。この会議は、以前、東京大学時代に短期留学を受け入れた楊鎮誠医師(高雄市民病院労働衛生科長)の企画によるものでした。楊医師のグループからは、業務中に負傷した航空機整備員のリハビリテーションを心身両面から援助した事例報告がなされ、大変興味深く感じました。
 以前から親交のある台湾の友人・知人に会い、特に楊医師との再会をうれしく思いました。台中市、高雄市へは初めての訪問で、台湾南部の気候・風土や台湾新幹線が日本のそれとそっくりであることを楽しんで帰国しました。台湾の産業医や保健師が岡山を訪ねたいと言ってくれてます。彼らが来たときには歓待しようと思います。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人


※写真:台湾での学会の講演集


※写真:高雄市民病院での講演の様子


※写真:高雄市民病院労働衛生科の楊鎮誠医師とスタッフと。手に持っているボールは彼らが開発した握力を鍛えるリハビリテーション用器具。本ブログへの写真掲載許可済

正しい健診結果をお返しする為の機器点検と手技確認!

5月17日(金)

集団健診部では、受診者様に正しい健診結果をお返しするために、精度管理を行っています。測定機器は健診開始前に始業点検を行っています。また1年に1度、専門業者に機器の点検をお願いしています。

検査手技は精度管理の年間教育計画があり、情報機器検査や血圧測定等、1年に1度標準作業書を遵守できているか、上司が確認を行っています。5月は保健師、看護師、臨床検査技士を対象に騒音検査の手技チェックが行われました。騒音検査は昨年4月にガイドラインが改訂された為、対象者ごとに検査項目が異なり複雑です。この教育計画ができたことにより職員からは「毎日多くの受診者様を検査します。上司が確認する機会があることで、正しい検査方法を保つ機会となっています。」との声が挙げられました。また検査手技と合わせ、タブレットに検査結果を登録する方法の確認も行っています。

このように確認を行うことで、スタッフ1人1人のスキルアップや精度の担保に繋がっています!

集団健診部 2024年度春の大掃除

5月1日(水)

4月27月(土)に年2回実施している集団健診部の大掃除を行いました。
春の大掃除は例年5月に行われていましたが、新人歓迎会と合わせて行うために、今年は4月に開催されることとなりました。
今回はあいにくの雨であり、乗用車のワックスがけはできませんでしたが、日ごろ使用している車の洗車と車内の掃除を行いました。また、社内の床もピカピカに磨きあげ、気持ちを新たに今後の業務に携わることができそうです。

大掃除の後は、新入職員歓迎バーベキューを行いました。
会は大いに盛り上がり、新入職員は美味しい料理、先輩方との歓談を楽しみ、素敵な笑顔が見られました。部署の垣根を越えて、職員同士の懇親を深める貴重な機会となりました。
2024年度も職員一同が連携し合い、皆様の健康づくりをサポートさせていただけるよう邁進してまいります。

2024年度 新入職員研修

5月1日(水)

新年度が始まり、1ヶ月が経過しました。
淳風会では、2024年度 新入職員16名を迎え、3月28・29日に新入職員研修を実施しました。
今年度のテーマは、以下の通りです。
1日目:「淳風会を学ぶ。」「トップの期待と意向を学び、グループワークで理解を深める。」「社会人として必要なルールや振る舞いを学ぶ。」
2日目:「ポジティブメンタルヘルス受講を通して前向きな意欲を醸成する。」「淳風会の各部署の仕事内容を具体的に知り、全体を理解する。」

2日間を通した学びや気づきを終了後に提出して頂きましたが、A4用紙両面にびっしりと記入している職員ばかりで、意欲と熱意を感じました。
社会の一員、淳風会の一員、地域の一員として、笑顔でイキイキと活躍できるよう、これからも職員一丸となってサポートしていきます。

令和6年度春の園遊会に参加してまいりました

 令和6年4月23日(火)に開催された令和6年度春の「園遊会」に、妻とともに参加してまいりました。働く人々の命と心を守るために社会貢献してきたことの功績を評価いただいて関係各位のご高配のもと、大変な倍率の中から選ばれてのご招待でした。
 北大路欣也氏などを含めて1700人の招待客が、新緑の中、花々の香りただよう赤坂御所に参集しました。当初は雨模様でしたが、天皇皇后両陛下がご到着になると、雨も降り止み、両陛下他皇族の皆様がゆっくりと時間をかけて、道沿いに並んだ参集者の間を歩かれ、にこやかに歓談をされてゆかれました。日本赤十字社に就職されたばかりの愛子様もはじめてご参加になり、その愛くるしいお顔を間近で拝見することができました。岸田首相も快活に、御所の芝生の上をご挨拶回りしておいででした。
 当日のNHKの園遊会のニュース映像に私の顔が写っているのにお気づきになった方もおいでかもしれません。皇族の方々に会釈しながら、なんだか幸せそうな顔で映っており、面はゆい限りですが、このような機会をいただけたことに深く感謝しています。また、弊会において、日々、働く人々の健康のために尽力いただいている職員の代表として、園遊会に参列できたことを大変うれしく思います。弊会がさらに社会に貢献してゆけるよう、職員とともに努力してゆこうと思います。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

新入職員へ活動量計インタビュー

2024年4月9日

この春、集団健診部では6名の職員が入職しました。今回、保健指導課新入職員3名に活動量計(入退室機能付き)についてインタビューを行いました!

──社内の入退出が活動量計というのはなかなか珍しいと思いますが、
配布されて、率直にどう思いましたか?

「歩数計を持つ習慣は今までなく、歩数を確認するとしても、沢山歩いた旅行中にスマホで確認するくらいでした。活動量計は常に持ち歩けるため、日頃から歩数を意識することができますし、運動による消費カロリーが見られるということでしたので、しっかり活用していきたいです!」
「以前、SNSや本で朝の散歩が健康に良いと知り、実行には至っていなかったのですが、活動量計をいただいた機会に運動をしてみようかなと思いました。」
「消費カロリーが分かることで、今日の運動量は、この食べ物のカロリー分消費できたなと考えることができるため、自身の健康管理に役立ちそうだと思いました。」

──保健師として今後の自分の健康管理について、どう気を付けていきたいですか?

「家に血圧計や体重計はあってもなかなか測る習慣がありませんでしたが、社内にとても良い性能の体組成計が設置されていて環境が整っているため、しっかりと自己管理をしていきたいです。」
「体重だけでなく、活動量計と連携した『からだカルテ』というサイト内で体脂肪率や体水分率、筋肉量等も見られると知ったので、体重の増減だけでなく具体的な指標までも自分の健康管理の参考にしていきたいです。」

新入職員の皆さんは、これから沢山の仕事を覚え忙しい日々を過ごされると思います。元気に働く上で、まずはご自身の健康管理が最も重要です。活動量計をしっかり活用して、健康増進に努めていただければと思います!

「サンクスイベント開催しました!!!」

3月1日~3月31日の1か月間、各施設でサンクスイベントを開催しました。
サンクスイベントは、「一緒に働く仲間に、感謝や称賛を伝え合う」イベントです。
日々の業務に精一杯な毎日ですが、ふと感じた「ありがとう」「素敵だな」の気持ちを、メッセージカードに載せて、同じ職場の仲間に送りあうことができました。

開催時期の3月にあわせて、桜の形をしたカードにメッセージを記入し、幹をイメージした模造紙に貼ってもらいました。
各施設それぞれの桜の木を咲かせることができました。
日ごとに増えていくメッセージカードに、企画をしたスタッフも喜んでいました。
今回のイベントは初めての開催となりましたが、継続して実施していきたいと思っています。最後に、サンクスイベントのご参加いただいたすべての職員の方に「ありがとうございます」。