月別アーカイブ: 2025年2月

大腸内視鏡検査【自宅洗浄にて】

2月28日月(金)

 淳風会ロングライフホスピタルでは、大腸内視鏡検査前処置のための個室を設けており、受診者の方は、朝から来院され、こちらの個室で約2時間かけて腸管洗浄剤を飲んでいただきます。腸の中がきれいになった状態で初めて検査が実施できるのですが、個室の数は9室。つまり、大腸内視鏡検査をご希望される受診者様にお部屋をご提供できるのは、1日わずか9名です。
 2020年のがん罹患数の1位は「大腸がん」です。1日9名という縛りの中で受診者の方のご要望にお応えするには限界があり、数年前より、ご自宅での前処置が可能な方へ(条件あり)、【自宅洗浄】による検査を1日に1~2名、受け入れております。

 【自宅洗浄】による検査は、朝からご自宅で腸管洗浄剤を飲み、排便を促し、腸がきれいになった段階でご連絡いただき、午後から来院されます。事前に1度外来をご受診いただき、腸管洗浄剤の飲み方等を看護師がご説明しております。また、外来受診時に、便通を整える内服薬が処方されるため、不安なく、スムーズにご自宅で前処置を行っていただいております。
 最近では、職員や職員のご家族もこの方法で受診されており、1日中病院内で缶詰になることなく、午前中ご自宅で有意義に過ごすことができるという前向きな評価もいただいております。
 大腸内視鏡検査と聞くと、抵抗を感じる方もおられると思いますが、お気軽にお問い合わせいただければ、ご希望に沿えるようご説明させていただきます。

第5回「岡山 健康経営を考える会」が開催されました

 2月10日(月)に、第5回「岡山 健康経営を考える会」の総会・講演会が岡山国際交流センターで開催されました。講演会には、健康経営を推進する経済産業省ヘルスケア産業課から忠内 美保係長および室 紗貴課長補佐にお越しいただき、「これからの健康経営」と題して、健康経営の過去10年間の足跡とこれからの健康経営の方向性について、わかりやすくお話をいただき、大変勉強になりました。お二人には会員企業2社からの事例発表も聞いていただき、地方都市で中小企業がどのように現場で工夫しながら健康経営に取り組んでいるかを見ていただけたこともよかったです。その後は会費制で夕食会にもお付き合いいただき、岡山の酒と肴を堪能していただきました。はるばる岡山にお越しいただいたことに深く御礼を申し上げたいと思います。
 「岡山 健康経営を考える会」も発足して3年がたち、72の企業が参加するなど発展してきました。この度、発足時から会をけん引してくださった藤原 恵子会長(株式会社フジワラテクノアート代表取締役社長)が退任され、小橋 諭吉 株式会社コンケン代表取締役社長が第2代会長に就任されました。本会がますます発展することを願っています。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

注:「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。


第5回「岡山 健康経営を考える会」総会(2025年2月10日、国際交流センター)の様子


経済産業省忠内様、室様には岡山を存分に楽しんでいただきました!(うしろは地域創生プロジェクト「WONDERFUL SETOUCHI」が手がけるタクシー企画「酒米・雄町タクシー」)

センター倉敷、元気とパワーの源

2月14月(金)

 淳風会健康管理センター倉敷には、現在4名の駐車場係スタッフが在籍しています。健診を快適に受けていただけるよう、素敵な笑顔と元気な挨拶で皆様をお迎えする、センター倉敷の顔ともいえる存在です。
 センター倉敷では、「お客様アンケート」を行っており、お客様からの感想、ご意見をサービスの品質向上・お客様満足度向上に役立てる活動を行っています。そのアンケートにおいて「駐車場の案内が親切」「いつもわかりやすく誘導、気持ちの良い挨拶ありがとうございます」というお声を多数いただき、丁寧な対応への満足度の高さが伺えるとともに、貴重なご意見をいただき、さらなる活力になっているようです。
 昨年末の忘年会では、「センター倉敷が地域の方に愛される医療機関になるために多大な功績を収められた職員」として、特別表彰を受けられました。お客様のみならず、私たち職員の出勤時にも「おはようございます」と声をかけてくださり、元気とパワーがもらえる、まさにみんなの太陽です。
 これからも、駐車場係をはじめ私たちセンター倉敷スタッフは、素敵な笑顔と元気な挨拶で受診者の皆様をお迎えします。

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京都工場保健会 賀詞交歓会から

 私たち労働衛生機関は、常に切磋琢磨してよりよいサービスをお客様に提供できるように、全国の仲間とネットワークを作り、お互いに学び合ったり、連携して新しいサービスを作ったりしています。そうした仲間の1つ、近畿を中心に先進的な取り組みを進める一般財団法人京都工場保健会様(昭和15年設立)と弊会とは、長年にわたり親しく交流させていただいております。
 本年1月9日には、京都工場保健会様のお招きで、京都で開催された賀詞交歓会に、柴田副理事長とともに出席してまいりました。新春講演会では、元ロッテ正捕手、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝にも貢献された現在野球解説者の里崎智也氏が「下剋上人生」と題して講話をされました。目標に到達するのに、道は1つではなく、ダメだと思っても必ず別の道があるという里崎氏のメッセージは参加者の胸を打ちました。当日は京都工場保健会丸中良典会長のお招きで、産業医科大学学長上田陽一先生もご臨席され、私も久方ぶりにお目にかかりお話をすることができ、懐かしく思いました。
 賀詞交歓会では、新年らしく獅子舞のパフォーマンスがありました。新年に獅子舞に頭を噛んでいただくと、健康でかつ成長することが期待できると言われております。弊会、柴田副理事長がしっかり噛んでいただきましたので、今年も弊会の成長は間違いないかと確信いたしました。

一般財団法人 淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

一般財団法人京都工場保健会のウェブサイトはこちら:https://kyotokojohokenkai.jp/


一般財団法人京都工場保健会賀詞交歓会の様子(産業医科大学学長上田陽一先生ご撮影)


縁起のよい新年の獅子舞に噛まれる柴田副理事長

淳風会「禁煙デー」のご紹介

2月4日

皆さんは「禁煙デー」についてご存じでしょうか?
(以前も投稿させて頂きましたが・・・)淳風会では禁煙の啓蒙活動として「禁煙デー」を設定しています。

毎月22日を「禁煙の日」として、
・喫煙者の方は、22日は「タバコを吸わない日」と決めこの日だけでも禁煙に取り組もう。
・非喫煙者の方も、喫煙・受動喫煙の害、ニコチン依存症について知ろう、伝えよう。
ということを目的に、毎月22日に事務所内各所にポスターを掲示しています。

淳風会の喫煙率は年々減少傾向にあり、2023年度で2.5%まで減っています!ここで満足せず、健康経営における重点課題の1つに「喫煙率ゼロを目指す」ことを挙げています。

最近多くの企業様が健康経営優良法人認定を目指しておりますが、その認定要件のひとつに「喫煙対策を実施(具体的には喫煙率の低下、受動喫煙対策の取り組み)」があります。『うちは喫煙者が多いからなかなか進まない・・・』と悩んでらっしゃるご担当者様、ぜひ「禁煙デー」を設定して、まずは月に1度のその日から喫煙対策を始めてみませんか?

(追伸)ポスターを張っているトイレのドアが古くない?と思われた方、集団健診部は築30年以上の建屋なんです・・・ですが周知のとおり、2025年12月に大安寺に移転リニューアルしますので、もうすぐこの建屋ともお別れです(涙)