50歳からの新習慣!帯状疱疹ワクチンで「痛みのない未来」を

2026/03/03

最近、外来で「周りで帯状疱疹になった人がいて、すごく痛そうで怖くなって…」と相談を受けることが増えました。

帯状疱疹は、日本人成人の約9割の体内に潜んでいる「水痘(みずほうそう)ウイルス」が、免疫力の低下とともに再び暴れ出す病気です。特に50歳を過ぎると発症率が急増し、80歳までに3人に1人が経験すると言われています。 

今回は、そんな辛い帯状疱疹を防ぐための「2種類のワクチン」について解説します!

 

1. どっちを選ぶ?2種類のワクチン比較表

現在、日本では「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類が選べます。それぞれの特徴をまとめてみました。

2. 看護師が教える「選び方のポイント

「結局どっちがいいの?」と迷う方も多いはず。現場からのアドバイスは以下の通りです。

・「手軽に・安く済ませたい」なら生ワクチン(ビケン)

1回の接種で済み、費用も抑えられます。ただし、免疫力が著しく低下している方(ステロイド服用中や抗がん剤治療中など)は接種できません。 

・「とにかく効果重視!」なら不活化ワクチン(シングリックス)

予防効果が90%以上と圧倒的に高く、帯状疱疹後神経痛(PHN)という「刺すような痛みが続く後遺症」の予防にも非常に優れています。

 

3. 気になる副反応と対策

不活化ワクチン(シングリックス)は効果が高い分、副反応も出やすい傾向にあります。

・症状: 接種した場所の痛み、腫れ、体がだるい、発熱など。

・対策: 接種後2〜3日は、激しい運動や飲酒を控えてゆっくり過ごしましょう。特に2回目の方が強く出やすい傾向があるため、翌日に大事な予定がない日を選ぶのがコツです。 

 

4. 自治体の助成金をチェック!

帯状疱疹ワクチンは「任意接種」ですが、多くの自治体で費用の助成制度が始まっています。

お住まいの地域の保健所や役所のホームページを確認するか、当院スタッフにお尋ねください。数千円〜半額程度の補助が受けられるケースが多いですよ! 

 

おわりに

帯状疱疹は「なってから治療する」よりも「ワクチンで防ぐ」のが一番です。あの激しい痛みを経験する前に、ぜひ一度ご自身の健康のために検討してみてくださいね。

不明な点があれば、いつでもお気軽に診察室や看護師までお声がけください!