11月22日(火)
2022年11月21日、センター倉敷 センター長間部克裕先生より、「これからの健診センターの役割 異常値を知らせる施設から、予防医療へのシフト~大腸がんの予防は私達の仕事~」と題し、職員向けに研修会を開催いただきました。
日本は世界トップの高齢社会であり、年金や医療費の資金不足より75歳まで元気に働く必要がある。そのためには予防できる病気は予防をすることが必要であり、健診センターとしては満足度、効果の高い高価値にシフトする必要があることを前置きとし、喫煙が何よりも害であること、5大がん検診の項目内容と根拠、大腸がん検診は便潜血検査+陽性者への大腸内視鏡はセットであること、淳風会ロングライフホスピタル、淳風会倉敷クリニックにおける大腸内視鏡検査実績等など、健診センター職員として知っておくべき知識をエビデンスを踏まえ分かりやすく講義をいただきました。
職員一同、目の色を変え、間部センター長の講義に聞き入っていました。
研修会の開催目的であった、『働く職員が共通する意識、知識をもち、理解をしたうえで受診者対応を行うこと(営業・予約・検査・受診勧奨等)でより一層受診者様に重要性を伝えることができ、健康診断の質を向上させること』に、一歩近づけたような気がします。
受診者様の健康寿命の延伸に寄与できるよう、健診センターの役割を果たせるよう尽力いたします。