12月5日(月)
2022年11月、愛知県の集団接種会場で女性が新型コロナワクチンを接種直後に容体が急変し死亡した問題を受け、12月5日センター倉敷において、アナフィラキシー対応シミュレーションを集団健診部の職員を交え開催しました。
受診者、医師、看護師など役割を決め、新型コロナワクチン接種後の待機中にアナフィラキシー症状が出現したと想定し、急変時どのように動くべきか、各自の役割を確認しながら実施しました。
清水特別顧問、間部センター長より「迅速な対応をする為には、アナフィラキシー症状が出現した際にどのような対応をすればよいか簡易チャートを覚えておくこと、救急カート、AEDの場所を知っておくこと、救急カートのどこに何が入っているか知っておかなければいけない。簡易フローチャートを診察室に掲示しておくのが良い。」と総評をいただきました。
訓練後に看護課で振り返りを行い、「急変があると焦るが、1人は受診者から目を離さず状態を観察し、皆が同じ動きをしない、救急隊が来るまで迅速な対応をしていくことが重要だ。」「医師、看護師だけでなくコメディカル全員でスムーズな対応ができるよう協力が必要だ。」などの意見交換を行いました。
健診センターでは病院と違い急変場面に遭遇することが少ないですが、健診中やワクチン接種後の急変が起こった場合に備え、迅速に安全に対応できるようトレーニングを行い、気を引き締めて日頃の業務に取り組んでいきます。