中央労働災害防止協会が主催し、厚生労働省などが後援する「全国産業安全衛生大会」は例年1万人以上の参加者がある労働安全衛生に関する一大イベントです。第83回が、2024年11月13から15日まで広島で開催されました。元陸上選手の為末 大氏の特別講演もあり、今年も多くの参加者がありました。
今回は、鼎談「心理的安全性の高い職場とは?」に招かれ、川上が登壇し心理的安全性について理論や研究を解説するとともに、座長として、(株)カインズ植木様、(株)浅野製版所 新佐様からの企業事例の発表を進行し、演者およびフロア参加者と質疑応答を行いました。会場は1000人の参加者で満員になり、熱心な意見交換ができ、大変学びの深いプログラムとなりました。また弊会健康管理センター産業衛生本部の稲岡美穂理事が、弊会が事務局となっている「岡山健康経営®を考える会」の活動を紹介しました。
ちなみに「心理的安全性」とは、職場で怒られたり、気まずい思いになったりせずに、質問したり意見をのべたりできる雰囲気のことです。心理的安全性が高いと従業員が成長し生産的な職場になると言われています。弊会でも心理的安全性を高め、職員がいきいきとし、よりよいサービスをお客様に届けられるように努めたいと思います。
一般財団法人 淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人
注:「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
写真1 鼎談「心理的安全性の高い職場とは?」に登壇した(株)カインズ植木本部長、(株)浅野製版所 新佐部長とともに
写真2 一般財団法人 淳風会 稲岡 美穂理事による講演の様子