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集団健診部で新人スタッフの採血練習が始まりました!

10月4日(金)

 集団健診部では今年の4月に入職した新人スタッフの採血練習が始まりました。集団健診部では先輩看護師で構成された、採血精度委員会のメンバーが中心となって、新人スタッフの採血練習を進めていきます。採血精度委員会で定めた、採血チェックリストを確認しながら受診者様に精度の高い技術の提供の提供を心掛けています。練習の始めに、採血練習用の腕の模型を用いて血管の位置の確認や採血手技の一連の流れを確認した後、いよいよ社内のスタッフに協力を仰いで、実際の腕で採血練習を行います。まだ練習がスタートしたばかりなので、緊張で手元が震えるような場面もありますが、今後も練習を重ね、受診者様に寄り添った、安心できる採血が行えるよう頑張ります!

第65回日本人間ドック・予防医療学会で研究成果を発表しました

 2024年9月6日(金)~7日(土)に、パシフィコ横浜会議センター(横浜市)で開催された「第65回日本人間ドック・予防医療学会」に役員・職員総勢約15名が参加しました。
 今回の学会では、10件の研究発表をしました。医師、保健師、看護師、管理栄養士などの専門家の他、アテンダントなど受診者の窓口対応をする職員も研究発表を行いました。経験豊かなベテランに加えて、多くの若手職員も、緊張しながらも、がんばって発表と質疑に対応していました。研究発表のテーマは、弊会人間ドックや健康診断における新しい技術や工夫の提案、あるいはこれらの取り組みの成果を分析したものでした。これらの研究成果は、受診者の皆様の病気の早期発見を正確に行ったり、健康づくりを効果的に進めたり、より快適に受診いただけるように、弊会のサービスの向上に反映される予定です。研究成果は、随時、弊会「研究活動サイト」で紹介していきます。
 この学会の運営副委員長は、弊会井上和彦健康管理センター長でもありました。学会のテーマに設定された「明日からの未来へ 人生を支える健診」は、弊会の目指す目標と同じです。弊会では職員の研究活動を推進することで、より質の高い、快適な人間ドック・健康診断を皆様に提供できるように、さらに努力してまいります。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

大安寺クリニックの起工式を執り行いました

 弊会はこのたび、岡山市北区に大安寺クリニックを新設いたします。健康管理センター倉敷を2016年に設置して以来の、8年ぶりの新規施設の建設であり、人間ドック、二次検査クリニック、産業衛生本部などが入る拠点として、弊会発展の礎となると期待しているところです。関係者の皆様のご理解、ご協力あって準備が進み、過ぎる2024年9月18日に、原名誉会長、柴田副理事長他が臨席する中起工式を執り行い、工事の安全と施設の無事完成を祈念いたしました。
 理事長として初めての起工式でいくらか緊張しましたが、ご指名のあった鍬入れの儀の手順を事前にネットで確認しておりましたので、「エイ、エイ、エイ」の掛け声とともに滞りなくこれを行うことができました。声が大きく元気だったと、あとで褒めていただきました。
 施設完成は1年後になります。十分な駐車場を確保しておりますので、お車でお越しのお客様には便利にご利用いただけると思います。巡回健診、産業医派遣、環境管理、メンタルサポートセンターなどの部門が一体化しますので、産業保健サービスもより充実します。近隣施設、地域の住民の皆様とも親しく交流させていただき、健康づくりを通じて当該地域の発展にも貢献できればと考えています。
 1年後を楽しみにお待ちください!

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

子育てするママを応援!移動式託児サービス

9月19日(木)

 淳風会健康管理センターでは、乳幼児がいるママにも安心して検診を受けていただけるよう、移動式託児サービスを提供しています。
 移動式託児サービスは、淳風会健康管理センターと岡山市内のNPO法人が協力し、2018年から提供を開始しました。このサービスが発足した経緯に、当時の若年層の乳がん・子宮頸がん検診の受診率の低さがあります。当時、「がん検診を受けない理由の認識調査」では、20代・30代の女性は「受ける時間がない」が64%と最も多く、「健康状態に自信があり必要性を感じない」の35%を大きく上回っていました。また、厚生労働省人口動態調査(平成27年)では第一子出産時の全国平均年齢は30.7歳であり、乳幼児がいるママは、育児により時間を捻出できないことが原因のひとつと推察されました。そこで、乳幼児がいるママにも検診の時間を捻出もらえるよう、有効な託児施設の検討が始まったのです。
 移動式託児サービスをご利用いただくメリットは、なんと言っても健診施設内で託児・検診を完結させられることです。わざわざ健診施設から離れた場所に預けに行く、という手間がありません。
サービス利用開始以降、100人以上の方に移動式託児サービスをご利用いただいております。利用者様からは、「健診施設内で預けられて安心できた。子どもを預けられなければ検診は受けられない。前回は県外の母に子供を預けた」「託児カーがなければドック受診はできなかった。民間の託児所だとハードルが上がり、まぁいっか、となってしまう」とのお声もいただきました。これらの声より、ご家族の支援が得られにくいママにとっては、健診施設敷地内に託児所があることが、ママ自身の検診の時間を捻出してあげられる必須条件であることを教えていただきました。
移動式託児サービスは、今後も定期的に稼動致します。詳しくは淳風会健康管理センターのHP内に記載がありますので、関心がある方は是非ご覧ください。一般財団法人淳風会は、これからも社会の健康課題に目を向け、すべての世代の方が健康診断・がん検診を通じてご自身の健康を把握する機会を提供できるようなサービスを検討して参ります。

9月8日から9月14日は救急医療週間、9月9日は救急の日です。

救急医療・救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的として、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む一週間を「救急医療週間」と設定しています。センター倉敷では、8月22日と28日に全課職員を対象に、急変時対応訓練を実施しました。

今回は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた救命処置である一次救命処置について学びました。一次救命処置とは、呼吸や心臓が停止し命の危険な人に対して、救急隊や医師へ引き継ぐまでの間に医療従事者でなくても行うことのできる応急手当のことです。いざというときに躊躇なく、胸骨圧迫やAEDが使用できるよう、傷病者発見、呼吸や意識の確認、応援やAEDの手配、胸骨圧迫の実施、AED装着と操作、到着した医師への引継ぎまでの一連の流れの映像を視聴し、グループに分かれて人形とAEDデモ機を使用し、参加者全員で実践しました。

久々にAED、胸骨圧迫を実施する職員、初めてAEDを触る職員もあり、実践することでAED使用方法、胸骨圧迫のリズムや方法などの確認ができました。訓練後は、実際に体験できてよかったと意見が多くみられました。しかしながら、いざという時にあわてず救命処置を行えるよう今後も継続して訓練が必要との意見もあり、定期的な訓練の必要性が課題となりました。

今回の訓練で、一次救命処置の必要性、胸骨圧迫やAEDの使用方法について、少しでも理解を深め意識を高めるきっかけになったと思います。今後も全職員で協力して受診者様の安全を確保し、迅速な対応ができるよう、訓練を行っていきたいと思います。

「救急蘇生法の手順」日本医師会
https://www.med.or.jp/99/

「福祉まちづくり自動販売機」

センター倉敷では、「福祉まちづくり自動販売機」を設置しています。
「福祉まちづくり自動販売機」とは、飲み物を購入すると、その売り上げの収益の一部が社会福祉協議会に寄付として寄せられ、福祉活動を通して地域の皆様に還元することのできる自動販売機のことです。
一本の購入での寄付は些細な金額ですが、住みやすい街づくりにつながることを嬉しく思います。
微力ながらこの自動販売機での購入を通し、「社会貢献・地域福祉推進」に寄与していく所存です。

  倉敷市社会福祉協議会 副会長様とともに

自転車通勤者のヘルメット着用義務化について

8月30月(金)

道路交通法の一部改正により、全ての自転車利用者に対して、乗車用ヘルメット着用の努力義務が課され1年が経過しました。警視庁によると自転車事故で死亡した人の53.9%(令和元年から令和5年までの5年間の合計)が頭部に致命傷を負っています。
また、ヘルメットを着用している場合と比較して、着用していない場合の致死率は約1.9倍と高くなっています(令和元年から令和5年までの5年間の合計)。
参考: 「警視庁~頭部の保護が重要です~自転車用ヘルメットと頭部保護帽~」(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html

自転車通勤は環境に優しく、健康にも良い交通手段ですが、自転車通勤中の交通事故の危険性を考え、淳風会は職員の命の護る手段としてヘルメットの着用を通勤時も含め義務化し100%の着用率を目指し啓蒙に励んでいます。
不快感や見た目などを気にしてヘルメット着用に抵抗がある職員の方もいるかもしれませんが、最近販売されているものは通気性に優れたものや、ハット型のような可愛らしい見た目のヘルメットも沢山販売されています。暑い日が続き、ヘルメットを脱ぎたくなる日もあるかと思いますが、自分の安全と命を守るため、ヘルメットの着用を心がけましょう。

企業主導型保育園と提携を開始しました

 弊会は、企業主導型保育園と契約し、提携を開始しました。職員の皆様にはすでに周知したところですが、弊会が提携した企業主導型保育園(以下、提携保育園)では、弊会の職員のお子様(0歳6ヵ月~3歳になった3月末まで)を、空きがある場合には優先的に受け入れてくれます。出産後、保育園が見つからないために仕事への復帰が遅れることが頻繁に起きていましたが、今回の提携により、この問題が少しでも緩和されることを期待しています。提携している保育園はさらに増やし、各施設の職員がそれぞれ便利な場所で利用できるようにしていく予定です。
 企業主導型保育園は、こども家庭庁が行う企業主導型保育事業によって設置されています。保育園によって違いはありますが、「地域枠」と呼ばれる通常の入園方法の他に、定員のおおむね半分を占める提携企業の社員向けの「企業枠」があり、優先的に入園することができます。短時間やパートタイム勤務の場合でも利用することが可能です。保育料に割引があり、地域枠よりもお得に入園することができる場合もあります(今回提携した保育園では月額2千円安い)。
提携企業になることで、職員の保育園の選択肢が増えるというメリットがあると思っています。実際に保育園を選ぶ時には、見学したり、体験入園したりしてご家庭に合ったところを選ばれることでしょう。結果として提携保育園を選択しない場合もあると思います。しかし保育園が見つからなくて困った時に、「提携保育園がある」というのは、きっと心の支えになると思います。
 私からも提携保育園にお電話し、職員の利用についてうかがってみました。担当者の方は保育士でもあり、外出が多いのでお電話がつながりにくいですが、メールで連絡すれば一両日には回答をいただけるとのこと。相談や見学もいつでも歓迎しているとのことでした。
 今回の保育園との提携は、理事長タウンミーティングで多くの要望があったことから実現しました。自分が利用したいというより、これから出産・育児をする職員が安心できるようにしてほしいという理由で提案をいただきました。人のために、大事なことを提案されるのはとても素敵なことです。これからも職員の声を聴きながら、弊会が働きやすい職場となるように努力して行きたいと思います。

一般財団法人淳風会
代表理事 理事長 川上 憲人

企業主導型保育施設を共同利用について(企業主導型保育事業ポータル)

企業主導型保育施設を共同利用しませんか?

「一斉ライトダウンキャンペーン」実施しました!

8月1月(木)

今年も岡山市主催の「一斉ライトダウンキャンペーン2024(6月21日~7月7日)」に参加しました。
このライトダウンキャンペーンは、家庭や職場等の照明を消すことで、省エネ意識を高め、地球温暖化防止につながる取り組みを実践する契機とすることを目的にしています。

集団健診部では、エコ委員を中心に、節電を呼びかける掲示を昨年消し忘れの多かった箇所に貼り、お昼休憩や長時間の離席時には消灯することを呼びかけました。また、エコ委員は決められた箇所の消灯パトロールを10時と13時30分の1日2回行いました。
さらに、期間中は目標最終退出時間を決め、早めの社内消灯にも取り組みました。
結果として、エコ委員のパトロール活動により19,980Wh、最終退社時間の繰り上げにより8,492Wh、合計28,472Whの節電ができました。
キャンペーンは終了しましたが、今後も省エネ意識をもち、節電に取り組んでいきたいと思います。

ワンランクUPなホテルde健診

7月30日(火)
協会けんぽご加入の被扶養者様を対象に、岡山県では初めてとなるホテル健診を実施しました。会場はANAクラウンプラザホテル岡山で、いつもとは異なるラグジュアリーな空間で特定健診を受けて頂き、特典として血管年齢・肌年齢・骨粗鬆症検査・眼底検査・腎機能検査・野菜摂取量測定・老化防止チェック等の無料オプション検査をご受診頂きました。また、㈱ポーラによる「ハンドトリートメント」や㈱果実工房の「瀬戸内7つの果実フルーツコラーゲンゼリー」、ANAクラウンプラザホテル岡山で使えるお食事割引券のプレゼントもご好評でした。
受診された方からは、「通常の会社での健診や医療機関での健診と比べると、ホテルという素敵な場所で健診が受けられて良かった。」「たくさんの方が受診していたが、待ち時間が少なくスムーズに健診を受けられた。」「野菜摂取量のチェックや骨密度測定、眼底検査などの無料特典が充実していて嬉しかった。」といった感想を頂きました。
全国的に被扶養者・配偶者様の特定健診の受診率はまだまだ低い現状ですので、今回のような取り組みをきっかけに少しでも多くの方が特定健診を受けて頂けるよう、これからも工夫を凝らした魅力ある健康診断を提供していきたいと思います。