世界禁煙デーに合わせて禁煙啓発活動の実施をしました。

6月15日(木)

5月31日は世界禁煙デーです。淳風会では、世界禁煙デーに合わせて、禁煙啓発のポスターを掲示し、禁煙啓発活動を実施しました。今年で2年目になります。

世界禁煙デーとは、世界保健機関(WHO)が制定した禁煙を推進するための記念日です。毎年5月31日が世界禁煙デーとなっており、国際デーの1つとなっています。厚生労働省は、平成4年から世界禁煙デーから始まる1週間(5月31日~6月6日)を「禁煙週間」として定めています。

国民健康づくり運動プランである「健康日本21(第二次)」やがん対策推進基本計画においては「喫煙率の減少」を指標の一つとして設定しており、喫煙による健康影響を周知する事が重要とされています。また、望まない受動喫煙防止を図るために、健康増進法の一部を改正する法律が令和2年4月に全面施行されたところであり、受動喫煙対策をより一層推進していく必要があります。今年度は、「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」をテーマに禁煙週間の取り組みが行われています。

淳風会では、職員や受診者様ご自身や周囲の方の禁煙、受動喫煙対策について考えるきっかけとしていただくことを目的に、社内や健診施設内にポスターを掲示しています。

また、健康経営における重点課題の1つとして「喫煙率ゼロを目指す(2025年を目標)」を挙げています。
具体的な取り組みとして
① 全職員を対象とした、産業看護職による喫煙・受動喫煙の健康教育、
② 喫煙者への産業医・産業看護職からの禁煙の個別アプローチ
③ 35歳以上の職員を対象とした、健康診断時の喫煙者への禁煙指導
④ 喫煙者へ禁煙意思の確認。希望者には禁煙外来紹介と費用補助。
⑤ 禁煙成功者へインセンティブへの提供
を行っています。

喫煙は、全身にわたるがんだけでなく、循環器や呼吸器、生殖・発達など多岐にわたる重篤な疾患の要因となることが知られています。この影響は、自分自身の喫煙に留まらず、受動喫煙によっても生じることが明らかにされています。この機会に、禁煙について考えてみるのはいかがでしょうか?

淳風会大供クリニック・淳風会ロングライフホスピタルでは、禁煙外来もございます。是非この機会にご検討くださいませ。

▼淳風会健康管理センター(大供)での掲示

▼淳風会健康管理センター倉敷での掲示

▼集団健診部での掲示